NHK 永田町・権力の興亡 を見て
三夜連続で、NHKスペシャル 永田町・権力の興亡 を見た。
私の青年時代で見た首相の人物像は、池田勇人・佐藤栄作・田中角栄などであった。それなり雰囲気があり、世界の舞台に出ても、見た目はおかしくはなかったように思う。しかし、最近は、私自身も歳を重ねたせいか首相達の人物像の背景が感じられなくなった。
中国から来日する要人達に負けているように感じている。人生の経験・体験・思想・哲学が未熟なのであろうか?
TV番組内容は、16年前の1993年、細川政権から始まった。民主党幹事長・小沢さんは16年間終始役者であり、革命家の立場を感じた。野に転じた自民党は、野中広務中心に谷垣(現自民党総裁)・大島(現自民党幹事長)等が細川氏のスキャンダル攻撃を加える。細川氏は耐えきれず辞任。自民党は自社さ政権で与党に復帰した。その後、自(自民)自(自由)公政権、自公政権と騙し・騙され、数の論理で政治が展開されていく。
野中氏は、高邁な理念など無かった、目の前の政治課題を対処していたと、述べいてた。
権力闘争とは、そういう物なのだろう。
今回の衆議院選挙で苦い経験を経てきた小沢氏が民意を捕らえ政権交代を果たした。
小選挙区制の導入、政権交代可能な二大政党制と進んできた小沢氏、まだまだ闘争が続くのであろう。
その小沢氏は、国民に自立の意識が欲しい。主権在民を実行するのが選挙なのだとインタビューで強調していた。
その番組の最後に三人の識者が、子供手当、授業料無料をする説明が無い。自民政権でもそうだった。それは、政治に思想が欠如しているからだと結んだ。
2日の衆院予算委員会では、民主鳩山と自民加藤の"友愛"議論があったという。ヤジ・怒号なしの質疑応答であったと新聞が報じていた。進化したのではないだろうか
しかし、国民は思想について弱点である。公民・領民・皇民の永き歴史で市民(主権在民)は60年余、自分で方針を思考するのが苦手であると思う。
伝統的な仏教・神道の上からの教えと自己満足。歴史上まだ独自体系の哲学をも持てないでいる事を自覚しなくてはならないだろうと思う。
日本はこれからなのだと感じる。
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